TECHINNOVATION UNPLUGGED: JAPAN NIGHT
衆知をあつめ、道をひらく夜。
日時:2025年10月28日(火)18:45〜21:00 / 受付開始18:15〜
会場:One&Co(Tanjong Pagar駅 徒歩3分)
主催:JETRO Singapore
共催:N9、JCTI Launchpad
定員:100名程度
内容:基調講演やパネルディスカッション、ネットワーキングなど
言語:日本語
形式:申込者のうち抽選による招待制、フィジカル開催 (オンライン配信はありません)
備考:イベント当日は取材や広報活動のための撮影が入る予定です。予めご了承ください。
日本企業とシンガポールが共に描く、次の共創のかたち
1|イベント概要
アジア最大級のイノベーションカンファレンス「SWITCH(Singapore Week of Innovation & Technology)」と同時開催される「TechInnovation 2025」の前夜祭として、10月28日(火)、日本企業のための特別イベント 「TechInnovation Unplugged: Japan Night」 を開催します。本イベントは、単なる展示や商談の場ではなく、日本企業がどのように現地で技術を適応・進化させ、共創を実現してきたのかを直接学べる場です。これまでの取り組みから得られた成果や課題を率直に共有し、今後の東南アジア市場への挑戦を見据えた新たな気づきとつながりを提供します。
*TechInnovationとは:シンガポールを代表する国際イノベーションイベントで、2025年は10月29日〜31日にマリーナベイサンズで開催。毎年40名以上のスピーカーと100件を超える技術が集まり、アジア全域のスタートアップ、企業、研究機関、政府関係者が参加する「共創と技術採用のマーケットプレイス」です。テーマは “Discover, Connect, Collaborate”。新たな技術探索、国境を越えた連携、実装に向けた共創を促進します。
2|プログラム
18:45–19:00|Opening Speech
JETROシンガポール
19:00–19:30|Panel Discussion
テーマ:「無形資産はどう進化するか:日本企業とシンガポールが描く共創のかたち」
日本企業が持つ知財や技術といった無形資産は、必ずしも自社の中だけで十分に活かせるものではありません。真に価値を発揮するためには、他社や現地パートナーとの協働を通じて“翻訳”し、新しい製品やサービスとして社会に届けていくことが不可欠です。本セッションでは、まず日本企業が海外展開や共創の現場で直面してきた課題を明らかにした上で、それをどう克服してきたのかを、JCTI Launchpadに参画する企業の実例を交えて共有します。そこから浮かび上がるのは、日本企業同士が相互補完しながらシンガポール市場への適応を進める 「Co-Adaptation」 と、日本企業とシンガポール企業が共に成長していく 「Co-Evolution」 という二つの軸。この二つが同時に存在し、互いを補強し合うことで初めて実現する独自の進化のかたちこそ、JCTI Launchpadの最大の価値であり、次の共創を切り拓く可能性です。
*JCTI Launchpadとは:村田製作所、Nitto Denko Asia Technical Centre、日清紡ホールディングス、パナソニック、リコー、三井化学、東洋製罐グループといった日本を代表する企業が参画。シンガポール企業との技術プレゼンテーションや対話を通じ、販路開拓ではなく、共創・適応を重視した東南アジア展開を目指す取り組みです。電子部品、素材、バイオ・医療、ソフトウェアなど幅広い分野で、研究開発部門と現地企業の間に実証や事業化を見据えた対話が数多く生まれています。

<Moderator>
内藤靖統:株式会社ユーザベース / Speeda 東南アジア・インド事業 CEO
シンガポールを拠点に東南アジア・インド地域の業界分析や事業改革を統括。ユーザベース社は、経済情報プラットフォーム「Speeda 経済情報リサーチ」「Speeda R&D分析」と、技術者が直観的にビジネス感度を高める「Intelligence University」を運営し、技術の事業化と共創を支えている。
<Guest Speaker>
藤井美紀:Nisshinbo Singapore Pte Ltd / Managing Director
日本でブレーキ摩擦材事業の企画・統括を経験後、2016年にシンガポールへ。2019年から新規事業開発をリードし、グループの技術を活用したイノベーション活動に従事。現在は、デスクトップPCに装備するだけで高性能計算を可能にする小型量子コンピュータ「Qalmo」の事業化を推進している。
山本 諭:RICOH (SINGAPORE) Pte Ltd / Section Manager
リコーで研究開発や国家戦略立案を経験後、2023年よりシンガポール駐在。現地の社会課題に自社技術を結びつける取り組みを進めている。特に携帯型匂いセンサー「e-Nose」を用いたPoCでは、工場や港湾の臭気監視や環境規制対応など、東南アジアの都市課題に挑戦している。
原田惇平:パナソニックホールディングス株式会社 技術部門 事業開発室 / エキスパート
特許戦略を経て2019年よりシンガポールに駐在し、グループの無形資産を活用したオープンイノベーションを主導。現在は、異常検出や人数カウントなどを可能にする学習済みAIモデル群をAPI/SDKで提供し、ペストコントロールや建物外観検査領域で現地企業との共創を展開している。
19:30–21:00|Networking Session
イノベーションに興味がある参加者同士が出会い、繋がれる時間です。シンガポールで活躍するイノベーターや投資家も参加する予定です。軽食とドリンクもご用意していますので、是非ご参加ください。
※内容は変更となる場合がありますので予めご了承ください。
5|こんな方におすすめ
・日本企業(本社・シンガポール拠点)の経営層・新規事業・R&D・CVC担当者
・ASEAN市場での事業展開に関心のある日本企業関係者
4|なぜ参加すべきか
・共創のリアルを知る:技術紹介だけでは見えない、成功・失敗の経験、組織変革や現地適応のプロセスを共有。
・日本企業同士の学び合い:同じ課題に取り組む大手企業の事例から、自社に活かせるヒントを得る機会。
・ASEAN市場展開の実像に触れる:抽象的な「可能性」ではなく、シンガポールを起点に実証・事業化を進めてきた具体的な事例を紹介。
5|申し込みフォーム
こちらフォームからお申し込みください。
参加者抽選について
申込多数の場合は、抽選とさせていただき、同一企業・組織からは最大2名の参加とさせていただきます。より多くの皆さまに機会をご提供できるように、何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
お申込み締切り
10月23日(木)JST 18:00 / SGT 17:00
締切りまでにお申込みをいただいた方のうち、抽選により100名を参加者とし、招待状をお送りします。
留意事項
・ご記入いただいた内容は本イベント運営委託先であるN9 PTE LTDに共有します。
・お客様の個人情報につきましては、ジェトロ個人情報保護方針( https://www.jetro.go.jp/privacy/ )に基づき、適正に管理運用させていただきます。
・Microsoft Formsの仕様により本フォーム送信の確認メールはありません。保存されたい場合は、送信後の画面にてPDF保存が可能です。
TechInnovation Unplugged: Japan Nightは、翌日からのTechInnovationを最大限に活用するための重要な前哨戦です。ぜひこの機会にご参加ください。
Supported by